VISION[ ビジョン ]Vol.1

あなたの想いが、未来をつくる。

株式会社ベイシア
取締役 副会長
橋本 浩英 (2022.07.04 就任)
前役職:代表取締役社長

未来に広がる、小売業の可能性

小売業は世界でもっとも巨大な産業です。しかし、日本ではまだ基幹産業になっていないため、成長する余地があります。世界最大の小売業ウォルマートで、SPA(製造小売)化が進んでいるように、これから日本のスーパーマーケットでも、PB商品の開発がさらに盛んになっていき、製造業に近づいていくことが予想されます。これまで以上に広がるマーケットを舞台に働くのは、エキサイティングな経験になるでしょう。

変化の時代こそ「For the Customers」を目指す

一方で、eコマースの台頭や消費者の購買行動の変化、業界業態に関係ないボーダーレスな競争のスタートなどにより、これまでのビジネスモデルが大きく変わる時代が訪れています。変化の予測を立てるのは困難ですが、ベイシアの成長を支えてきた創業以来の経営理念「For the Customers」の精神をぶれずに保ち続けていくことが、最良の道であると信じています。
「For the Customers」を実践するということは、「より良いものをより安く」を徹底し、お客様へ安心感・信頼感を与えること。そのためにイノベーション(革新)を絶えず繰り返す企業であるという明確なメッセージを、伝え続けなければなりません。
同時に、スピード感のある判断も重要です。本部の指示を待って動くのでは、消費行動の変化に追いつかないため、最前線である店舗スタッフが、お客様のために何ができるか自ら考えて行動することが必要です。
私は、会社のルールはあっても、お客様のためになることでやってはいけないことはないと考えています。ひとり一人が自分の考えを持ち、自立し、最大限の力を発揮する「全員参加の経営」がベイシアの理想。「お客様のため」という意識で社員が同じ方向を向いて進むことが、もっとも大切なことです。

チャレンジする人が評価されるベイシアの社風

力を発揮したくなるような、環境づくりも大切です。ベイシアの評価は年功序列ではなく実力主義。新規事業部などへの人事異動も、レポートを書いてもらい、一番やる気のある人、熱意のある人を優先しています。ベイシアでは、チャレンジする人間が評価され、そのような人をみんなで押し上げていくことが、当たり前のように繰り返されてきました。ライバルでありながら協力しあえる雰囲気が、働く魅力にもなっていると感じています。

求めるのは、
考え、発信し、行動する力

ベイシアは、まず北関東のトップシェアを取るためにさらにドミナント出店を進めていかなければなりません。中期的な売上目標は5000億円。
いままでの主力業態であるスーパーセンターに加えてコンパクトスーパーセンターやスーパーマーケットなどの業態を多店舗化し、地域に合った業態の組み合わせで、お客様により豊かな生活を提供していきます。
このような発展には、やる気のある人材の存在が欠かせません。もしみなさんが縁あって我が社で働くことになったのなら、男性でも女性でも上を目指して欲しいと思います。そして、失敗を恐れず、自分で考え、意見を発信していく人材になって欲しいと思っています。

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