キャリア体系

ベイシアでのキャリアアップ体制についてご紹介します。

未来へキャリアを結ぶ

地域のお客様の満足と支持によって店舗は繁盛します。1人の力でそれを達成することはできませんが、ひとり一人が力を発揮しないと実現できないのも事実です。小売業は「人財業」ともいわれるように、私たちは社員ひとり一人の個性と能力を大切に育てています。成長が鈍化したとき、壁に直面したとき、それを乗り越えることで人は覚醒し、大きく成長します。その成長の手応えと喜びを感じてほしい、そんな思いで社員の成長を手厚くバックアップしています。

グレード制度と昇給のタイミングは

ベイシアでは社員ひとり一人の構成と能力に基づき、成長に応じてキャリアを積めるグレード制度を導入しています。グレード制度は、明確なクラス分けによる公正公平な処遇で、社員が長期にわたって安心して勤務できるようにするための制度です。
まず、入社後の店舗配属からスタートするジュニアクラスでは、「昇グレード判定」があります。次のミドルマネジメントクラス以上に進むには「昇格試験」の受験が必要です。両方とも、会社が求める一定の在籍年数・評価・職務遂行能力を満たした際に受験ができます。試験の内容は、課題に対するレポートや筆記試験、面接試験などが行われ、総合的に合否が判定されます。

ジュニアクラス

店舗で各売場の担当者としてスタートします。小売業で働くうえでの必要な業務を身につけ、各部門の専門知識や運営方法を身につける基礎段階です。
さらに、部門責任者であるマネジャーや店舗責任者である副店長・小型店の店長を経験し、ミドルマネジメントクラスへ進むための知識や経験を蓄えていきます。

チェーンストアマンとして基礎を体得します。

採用が決まると生鮮・一般食品・衣料・住関連、オペレーションの部門に配属になります。

ミドルマネジメントクラス

ジュニアクラスで身につけた知識や経験をもとに、担当職務で発生する課題や問題点を自ら発見・改善する力、効率化や生産性の向上を図ります。
店長やバイヤー、マーチャンダイザー、本部各部のスタッフなどとして、各部門のプロフェッショナルなどの能力を発揮し、キャリアを積むクラスです。

M1では、スペシャリストクラスの候補生として、全社的視野を構築していきます。

スペシャリストクラス

S3〜S1グレードがあり、S1グレードは会社の経営執行者として経営に携わる責任のあるステージです。広域の販売エリア部長や商品部長、店舗開発部長をはじめ、各部署の管理職として数値責任を果たして全社の収益に貢献するとともに、先見性を発揮してリーダーとして成果を上げるクラスです。

フィードバック面談

夏と冬の年2回、人事考課の結果を踏まえて上司と行う面談です。前回と今回の考課の内容を比べて、改善できたところや課題として残った点を話し合い、次の半年間に取り組む目標を設定します。
キャリアの希望や、そのために必要な勉強や研修などをどのように受けるか、上司のアドバイスを受けます。じっくりと時間をかけて行う面談なので、普段話す機会のない悩みや日頃感じていること、今後のキャリア、将来の夢などが上司と共有できます。

能力や個性を発掘する「自己申告制度」

私たちは社員ひとり一人に、興味のある分野や将来の目標に向けて積極的にチャレンジできるように自己申告制度を用意しています。この自己申告制度は正社員を対象に、年に一度行われます。「突き詰めてみたい仕事」「次に担当してみたい仕事」「働いてみたいエリア」などの希望を会社に伝えられます。
また、まだ発揮しきれていない能力や個性を発掘するために機能しています。例えばPBデザインプロモーション担当を新設したときは、公募制で多数の応募者の中から入社4年目の女性社員を抜擢しました。彼女が選ばれたのは、日配品を扱うデイリー部門での経験を通して得た、自社のPB商品を分析した視点が優れていたからです。彼女の経験の浅さを心配する声もありましたが、経験よりも前向きな気持ちと積極性を評価しました。明確な目標があればそれに応えるのが私たちベイシアの社風です。成長意欲の高い人には、より多くの活躍のチャンスが広がっています。