STAFF

出店によって街づくりにも参画
地域の発展に貢献することが使命

M.T

開発本部
開発事業部 部長
1999年 新卒入社

現在の部署ではどのような業務に
取り組んでいますか?

新規出店用地を確保するため
まずは地権者と信頼関係を築く

開発本部の仕事を一言で表すと、出店用地の確保です。エリアはどの辺りなのか周辺の人口はどのくらいなのかなど、さまざまな要素を考慮して物件探しをしています。
他社ではこのような業務は専門の業者に委託することが多いようですが、当社の場合は私たち社員がハンドルを握って車を走らせ、空いている農地など条件に合いそうな土地を探して回っています。
そして出店に適している土地を見つけたら、直接、地権者の方を訪問して交渉を進めています。
私を含めて開発本部の社員は、不動産に関する特別な資格や知識を持っている者はいません。
その代わりに、どの社員も店舗を経て店長やほかの部署を経験しているので、ベイシアがどのような会社・店舗なのか、なぜ「より良いものをより安く」が実現できるのか、ということはよく知っています。
その経験を活かして、ベイシアがどのような理念を持った会社なのかをお話しすることで、まずは地権者の方と信頼関係を築きながら交渉を行っています。

ベイシアの社員として
どのようなことを
心掛けていますか?

漫然と業務に向かうのではなく
「磨きをかける」という意識で

私は入社して最初の5年間は、さまざまな店舗で鮮魚の担当をしていました。日々たくさんの魚を下ろしてパック詰めにして販売する仕事です。
黙々と作業に精を出していて目の前の魚のことしか見えていなかった時期もありました。ですが、あるとき「私が魚を下ろすのは、それを買われるお客様がいて、そのお客様の家庭には家族もいて、みんなで囲む食卓の一品になるためだ」ということに、改めて気づくことができました。
自分が知り得ない大勢の方々に食べていただくという責任の大きさを感じると同時に、漫然と作業に向かうのではなく「磨きをかけなければ」という意識に変化したことを覚えています。
その経験は今の開発本部の仕事にも通じるところがあります。企業として成長していくためには新規出店が不可欠ですが、ただむやみに店舗を増やすのではなく、地域のお客様に喜んでいただける立地や適正な規模でなければ意味がありません。
「お客様の顔を見て仕事をしなければならない」ということは常に意識しています。

開発本部の仕事のおもしろさは
どのようなことですか?

スーパーマーケットの出店は
街づくりの一端を担うことも

土地が見つからないとなかなか大変ではありますが、とてもクリエイティブな仕事だと感じています。
この部署ではどこへ行ってみるか、誰にアポを取るか、どう行動するかはすべて自分次第ですから、長くこの仕事をしていても常に新鮮な気持ちで向き合うことができます。
また、スーパーマーケットを出店するということは当社だけのことではなく、街づくりの一端を担うということでもあります。区画整理事業に関わることもあるので、公共的な部分でも大きな役割が求められています。
ときに金額で出店企業が選ばれることがあるようですが、当社の場合は金額よりも20年30年と事業が続けられる信頼があるか、街づくりに参画することができるかどうかという点を評価されて選ばれることが多いです。そのため「地域の発展に資する」という社会的な使命を感じています。

ベイシアという会社の魅力は
どのようなところでしょうか。

企業の成長過程に立ち会うことで
私自身もともに成長できる

私が入社したのは約20年前になりますが、当時と比べて現在は売上が3~4倍になりました。
これは、単に企業規模を追求して膨張してきたのではなく、先輩たちが獲得してきた信頼によってベイシアの名前やイメージが広く浸透することで、お客様からも行政からも支持していただける企業になったからだと思っています。
今後について高い売上目標が示されているとおり、これからもさらに上を目指さなければならないですし、まだまだ大きな伸びしろがあると感じています。
このような会社の成長過程に社員として立ち会えるということは、私自身もともに成長できてさまざまなチャレンジをさせてもらえるということであり、この環境はとてもありがたく誇れるものだと思っています。
これからもベイシアがまだ出店していない地域へ出店することで、より多くのお客様や地域社会に貢献できるように、店舗開発を進めていきたいです。