STAFF

精肉の世界を知るほどに
もっと極めたいという気持ちに

Y.K

食品事業部 精肉部
精肉マーチャンダイザー
2002年 新卒入社

精肉の仕事のおもしろさはどのようなことですか?

取引き先から学ぶことが多く
奥深さにますます惹かれる

入社から15年が経ちますが、精肉一筋に店舗の担当者、バイヤー、マーチャンダイザーと経験を重ねてきました。
近年は肉ブームということもあって、スーパーでの肉売場の存在感も年々大きくなっているのではないかと思います。
まだまだ取引先の方々から学ぶことが多く、精肉の世界の奥深さにはますます惹かれています。
肉を知るほどに「もっと極めたい」という気持ちが強くなっているかもしれないですね。
精肉は扱う職人の技術によって、同じ肉でも商品としての仕上がりに大きな差が出ます。
私も現場にいたときはスピードよりも丁寧な商品化を徹底し、カットが美しく「おいしそう」と思ってもらえるかどうかにこだわってきました。
美しくおいしそうに見えることは、現場を離れたいまでも私が絶対に譲れないところです。

マーチャンダイザーとして
どのようなことを
心掛けていますか?

食のシーンが思い浮かび
消費者の利便性を高める
商品づくり

マーチャンダイザーとしての主な仕事は、商品開発です。
私が大切にしていることは、「どんなときに食べてもらうのか」という食のシーンが思い浮かぶような商品です。
いまの時代に何が求められているのか、どうしたら消費者の利便性を高められるのか、ということをキャッチするために主婦向けの雑誌を見たり、妻に聞いたりすることもあります。
肉といってもいろいろありますので、どのくらいの厚みにしたら食べやすいのか、どんな味がいいのか、それぞれの特性を活かした食べ方を考えます。
試食をしては改善し…ということを繰り返して、長い時は半年くらいかけて商品化します。
また、飲食店でしか味わえなかったような肉料理のおいしさを、家庭でも気軽に食べられるようにするのがわれわれの使命の一つでもあります。
飲食店と同等の品質、またはそれ以上のものが、より安く味わっていただけるよう日々商品開発に取り組んでいます。

ベイシアに入社して良かったと
思うのはどのようなことですか?

活躍できるチャンスが
与えられ、壁を乗り越え
ながら成長する

活躍できるチャンスが与えられ、
壁を乗り越えながら成長する

若手が中心となって、さまざまな場面で活躍できるチャンスがあることです。
だからこそ、自分もバイヤーやマーチャンダイザーという仕事に挑戦することができたのだと思います。
もちろん、新たなことにチャレンジするたびに毎回いろいろな壁があります。
例えば、現場の責任者になったけれどなかなか数字で成果が出せないということもありました。
「自分は向いてないのかな」と落ち込むこともありましたが、あとになって振り返ってみるとそれぞれの立場で成長するためには必要な経験で、過ぎてみれば何てことはありません。
先輩や上司に相談したり、他の店舗に行ってみたり、試行錯誤しながら壁を乗り越えることで成長することができたのだと思います。
また、長野、新潟、愛知など、いろいろな県の店舗に転勤できたことも私にとってとてもいい経験になりました。

今後、取り組みたいことや
目標などを教えてください。

時代のニーズを捉え
他社がやっていない
ことを仕掛ける

これまで「良いものをより安く」の言葉通り、良質な肉を安く販売することはブレることなくやってきました。
バイヤーが直に産地に足を運んだり、市場で買いつけを行ったりと仕入れ方も変わり、バイヤーの目利き力も高まったと思っています。
今後はさらに「良いもの」の部分を強化していかなければなりません。
商品開発においてもこれまでは、他社でよく売れているものをベイシアでも商品化してみるということが多かったのですが、これからは他社に先駆けて企画するものを増やしていかなければならないと思っています。
そのために、時代のニーズをしっかり捉えられるようさまざまな方面にアンテナを張り「他社がやっていないおもしろいこと」を仕掛けていきたいです。
そしてベイシアという企業が、いま以上に注目を集められるようになるとうれしいですね。