STAFF

自分では想像していなかった責務や
環境によって成長することができた

I.D

品質・鮮度管理部
部長
1997年 新卒入社

どのような業務に取り組んでいますか?

低価格のまま、
いかに品質や鮮度を
向上させるか

「品質・鮮度向上SV部」というのは、いわゆる品質管理の部署です。
店舗の衛生管理や食品表示対策、PBの商品開発サポートといった業務は、一般的な品質管理のイメージと同様ですが、加えて、いま当社が最も力を入れている生鮮食品の「鮮度向上」もこの部署で担っています。
ベイシアは創業以来「より良いものをより安く」という理念を貫いていますので、価格はどこにも負けない自信があります。
その価格のまま「いかに品質や鮮度を向上させるのか」を考え、いろいろ部署を交えて対策を講じることが重要な業務になっています。
品質管理は、現場の情報をいかに吸い上げられるかが大切なので、店舗に寄り添った部署でなければならないと思っています。

ご自身の成長に
つながったと感じる
エピソードを教えてください。

強敵に正面から
挑んだことで
自信が深まった

入社後、最初に配属になったのは店舗の惣菜売場でした。
20年前の惣菜ですから、いまと比べるとあまり目立たない部門でしたが、一緒に働くパートさんたちにとても歓迎され、親切にしてもらったことを覚えています。
ちょうど新規出店が続いていたので、開店のたびに私も異動になり、立ち上げに携わるという経験をさせてもらいました。
あるとき、「日本最強の惣菜売場を持つ」と言われる競合他社のスーパーの近くに新店がオープンすることになりました。
その新店の成功のためには「惣菜でも競合店に負けられない」と、徹底的に相手の商品を勉強し、苦労の末、同レベルの品を100円以上安く販売しました。結果的にお客様に喜んでいただき、店舗としても成功することができました。
強敵に対して正面から挑んだことで自信が深まり、そのあとどこの地域へ異動になっても、競合店に臆することなく戦うことができたと思います。
いまでは惣菜は、他社と差別化できるベイシアの大きな柱の一つに成長しました。長く惣菜に携わっていた者として、とても誇らしく感じています。

ベイシアに入社して良かったと
思うのは
どのようなことですか?

「学びたい、
成長したい」という
向上心を刺激してくれる

常に大きな仕事を与えてくれることです。
入社1年目に配属された惣菜売場でも最初から責任者になったり、希望していたとはいえ3年でバイヤーになったりと、常に自分では想像していないような大きな責務や環境を与えられてきました。
もちろん不安がないわけではありませんし、能力もまだまだ不足していると感じています。
それでも、与えられたからには「絶対に成功させたい」「その仕事に見合った能力を身につけたい」という思いで、目標に向かって取り組んできました。
会社の期待通りに達成できているかどうかは分かりませんが、学びたい、成長したいという向上心をうまく刺激してくれることが当社の魅力であることは間違いありません。

ベイシアだからこそできる仕事とは
どのようなことでしょうか。

品質を維持するのではなく
「向上させる」こと

私はお客様とコミュニケーションできる小売の仕事が好きで、ベイシアに入社しました。
店舗で売場の責任者や店長を経験させてもらいましたが、いまでは本部勤務のほうが長くなり、お客様に直に接する機会はほとんどなくなりました。
しかし、とくに現在の品質管理の部署に来て感じるのは、「お客様を背負っている」「お客様の代表である」ということです。
お客様の目線に立って取引先にクレームを言わなければならないし、社内のバイヤーたちにも苦言を呈さなければならないこともあります。
私たち品質管理の人間は、誰よりもお客様に近い目線に立つことを意識し、商品に向き合わなければなりません。
だからこそ、品質を維持するのではなく「向上させる」ことができるのではないでしょうか。
「品質の向上」は、ベイシアだからこそ取り組める仕事の一つだと感じています。