クローズアップ!おいしいを届ける生産者
北海道大雪山の山麓と有機肥料で力強く育てる
~「癖が少ない人参」を栽培する人参農家さん~
株式会社ベイシアのNews Letter「クローズアップ!おいしいを届ける生産者」では、生産方法や商品開発に関する取組み、そしてこれからの夢など、生産者の方々にその商品に込めた想いや具体的なこだわりポイントについて伺います。
人参を追求し続けるベテラン農家さん

今回、お話を伺ったのは、北海道北見市留辺蘂(るべしべ)町で、人参特有の癖が少ない健康な人参を育てている原谷(はらや)農園の代表 原谷 清作(はらや せいさく)さん。赤人参の他に、黒人参や白菜など葉物野菜などを低農薬栽培しています。
20年以上 おいしい人参を追求し続けている原谷さん。こだわりの人参を飲食店や百貨店などに卸していらっしゃり、ベイシアでは昨年から販売を開始しました。
山脈に囲まれた留辺蘂町について
北海道の中央山岳地帯の東側に位置し、女満別空港から車で1時間半ほど走ったところに留辺蘂町はあります。森林面積が町の88%を占めている大自然が溢れる町です。甘納豆などの原料となる白花(しろはな)豆(まめ)の生産量が日本一で、世界初の「冬に凍る四季の水槽」が見られることで有名な「北の大地の水族館(山の水族館)」などの観光スポットがあります。
取材に訪れた日は、真っ青な空と葉っぱのグリーンが映える気持ちのいい天気でした!大きく息を吸うと土の香りが鼻から抜けて、北海道の大地を感じることができました。
おいしい人参を研究し続け20年以上!

有機肥料で人参本来の旨味を引き出す

キレイな状態でお客様の元へ

原谷さん直伝!~おいしい人参の見分け方 & おすすめの貯蔵方法~

・全体に色が濃く鮮やかなものを選びましょう。
・茎の軸の部分が小さいものを選ぶと芯まで柔らかくておいしいです。
<冷蔵庫>
人参と人参の間に新聞紙をはさみ保管してください。
(0℃~5℃くらい)
輪切りにした人参を生のままフリーザーバックに入れ、空気を抜いて保存してください。
原谷さん直伝!~原谷農園 人参のおいしい召し上がり方~

人参を皮付きのまま切り、りんごとお好みでハチミツを入れてジューサーにかけます。(人参とりんごの割合は7:3くらい)
原谷さんいわく、1日コップ1杯くらい飲むのがおすすめ!
人参をお好みの大きさに切り、人参の8割が浸かるくらい水を入れて、水分が無くなるまで煮る。材料は人参と水のみ!人参の硬さはお好みで調整。蒸し煮やレンジ加熱も◎
普段のきんぴらごぼうを作る要領で、ごぼうは入れずに、人参のみ。炒めることで、人参の甘さが引き立ちます。
これからの夢
「たくさんの方に、こだわって作った自慢の人参を食べてほしい。本当にありがたいことに、お客様から『原谷さん家の人参を食べたら、他の人参は食べられなくなっちゃうなあ』と嬉しい声をたくさんいただいています。お客様からいただくメッセージが日々のやりがいですね。そういったメッセージをいただくと、“より健康でおいしい野菜を作らなきゃな”と。健康な野菜を食べることで、人も元気になると思うんだよね。」と、畑に目を向けながら、これからの夢やお客様への想いを語ってくれました。