ベイシアは挑戦しますもっと皆様に親しまれる店を目指して改革を進めます

小売業界はいま、大変な時代を迎えています。コンビニエンスストアの合従連衡がマスコミ上で話題を賑わしていますが、スーパー、デパート、ドラックストアなど、あらゆる業界で同様のことが進んでいます。競争も激化するばかりです。

私たちは、このような変化と競争の中にこそ、新たな創造と躍進のチャンスがあると確信しています。

ベイシアグループは売上1兆円を突破し、わが国小売業界の中でトップ10に数えられています。最大の特色は、合併や吸収をせずに独力でここまで成長してきたこと。そして、スーパー、ホームセンター、コンビニエンスストア、家電、カー用品と主力業態すべてを揃えていることです。ワークマンという特殊な業界でトップシェアを持つ企業もあります。

これらの企業が、“For the Customers” 「良いものをより安く」という一つの経営理念のもとに結束している企業グループは、他にはないと言って良いでしょう。

これからの競争と変化の時代には、この特色が極めて大きな力になると考えています。ベイシアはスーパーセンターという郊外型大型ショッピンクセンターを展開して成長してきました。時代の変化を受けて、一部のスーパーセンターで各社の専門性を取り込んだ新たな店づくりをスタートさせています。また出店地域に合わせて、生活密着の小型店の展開にも力を入れています。拡大を続けるeコマースでもグループシナジーを最大限に活かし、より利便性の高いサービスの創造に取り組んでいます。

インターネットや人工知能の進化により、第4次産業革命とも言われる大きな変革の波が押し寄せています。創業60余年、ベイシアはさらに皆様に親しまれる企業を目指して、さらなる改革に挑戦してまいります。

代表取締役社長 相木孝仁