2021.08.04お知らせ

こだわりの生産者pick up! ~平均糖度12度以上!小玉すいか「八色小町(やいろこまち)」の農家さん~

こだわりの生産者pick up!
~平均糖度12度以上!小玉すいか「八色小町(やいろこまち)」の農家さん~

株式会社ベイシアのNews Letter「こだわりの生産者pick up!」では、生産方法や商品開発に関する取組み、そしてこれからの夢など、生産者の方々にその商品に込めた想いや具体的なこだわりポイントについてうかがいます。

どこよりもおいしいすいかを追求する若手農家

今回、お話を伺ったのは、新潟県南魚沼市で平均糖度12度以上のとっても甘くて、大玉すいかにも負けないシャリシャリ感が特徴の小玉すいか「八色小町」を栽培・出荷している「有限会社 小澤農場」のすいか担当 坂大貴史さんと「駒形農場」の代表 駒形圭太さん。

お客様に新鮮でおいしいすいかをお届けするために、ベイシアは両農場と2017年に栽培農場契約を締結。その後、八色小町を天候不順に強い品質に改良し、栽培面積も増やすことで、今ではベイシア各店に甘くておいしい「八色小町」を納品いただいています。

豊かな自然がおいしい作物を生み出す南魚沼市

新潟県南部の魚沼盆地に位置する南魚沼市は昼夜の寒暖差があり、霊峰・八海山の雪解け水が豊富なことから農作物がおいしいことで知られています。「八色小町」もそのひとつ。両農場のすいか畑は、八海山を含む越後三山を擁する豊かな自然が広がる一角にあります。すべてのすいか畑を合わせると栽培面積は、3.4haととても広い!取材に訪れたのは梅雨明けした7月中旬、夏の暑い日差しにも負けず、大きくツルを伸ばしたすいかが立派に育っていました。

 

八色小町の甘さの理由は、豊かな自然

7月は昼間が約30℃、夜は約18℃と約12℃の寒暖差がある南魚沼市。その寒暖差がすいかにほどよいストレスとなり、甘くなるんだとか。そして、植物にとって大切な水は、八海山の雪解け水を地下から汲み上げて使用しています。土の上にチューブを通し、地下水を天候に合わせて、必要な時に与えられるよう管理しています。

 

夏場でも12℃前後の一定の温度の地下水は、農作業で疲れた体に染みわたるおいしさ。この八海山の水をたくさん吸収した「八色小町」。おいしいに決まっています。試食させていただいたすいかの糖度は14度!とっても甘くてジューシーでした!

おいしいすいかを追求し続ける

作物を作るのに重要な土壌。貝殻やもみ殻などの有機堆肥を与え、できるだけ農薬を使わない栽培もこだわりのひとつ。すいかが葉っぱに出す小さなサインにも気を配り、状態に合わせて肥料などを与えて、できるだけいい環境ですいかを育てることを心がけているそうです。「今後も、新しい農法にも積極的にチャレンジし、よりおいしいすいかを作るため、努力と研究を進めたい」とすいかに対する熱い想いを語ってくださいました。

 

大切に育てたすいか。もちろん収穫の際も、1つ1つ丁寧に拭き上げ、毛布を敷いた台車で傷をつけないように運びます。こうして両農場のみなさんの想いが詰まったすいかが店舗に届き、お客様の食卓に並んでいます。

おいしいすいかの見分け方とおすすめの食べ方

果肉部分が多く、皮の近くまで甘くておいしい八色小町。おいしいすいかの見分け方とおすすめの食べ方を教えていただきました。

●おいしいすいかの見分け方
すいかの黒い縞(しま)模様が縦にまっすぐ入ったものを選ぶと、甘くておいしいすいかにあたる確率が高いそう。

●おすすめの食べ方
10度~15度で冷やして食べるのがおすすめ!冷やしすぎると、すいかの甘さが弱まってしまうそうなので、冷蔵庫で冷やす場合は、食べる数時間前からがおすすめ。

 

仕事の醍醐味とこれからの夢

「収穫の際に、良いすいかが採れるとたくさん手間をかけた分、とても嬉しいですし、お客様に自分たちが作ったすいかがおいしいと言われることが一番のやりがいにつながっています」と話す坂大さん。今後は「さらに畑を広げ、色々な品種のすいかの栽培や新しい農法を取り入れて、より多くのお客様においしい八色小町を届けたいです」と小澤農場 代表の小澤 顕也さんが夢を語ってくださいました。笑顔あふれる小澤農場、駒形農場の皆さん、これからもおいしいすいかをたくさんのお客様に届けてください!

 

八色小町の栽培は冬からスタートします。新潟県の南魚沼市の豊かな自然の中で、のびのびと育てられた八色小町の成長ムービーをご覧ください。