2022.11.04商品情報

「産地を味わうカップケーキアソート」のこだわりに迫る! ~スイーツスタンダード×ベイシア オリジナルケーキ~

「産地を味わうカップケーキアソート」のこだわりに迫る!
~スイーツスタンダード×ベイシア オリジナルケーキ~

ただいま予約受付中のクリスマスケーキ。今回はベイシアオリジナルのクリスマスケーキ「産地を味わうカップケーキアソート」の開発・製造を手掛ける「スイーツスタンダード」さんに伺い、商品に込められたこだわりやお菓子作りへの想いをレポートします。

スイーツを通して素材や産地の魅力発信 優しさ溢れるパティシエさん

今回お話を伺ったのは東京都大田区に店舗を構える「株式会社スイーツスタンダード」の代表取締役の
小澤 幹さん。小澤さんは19歳でパティシエの道に進み、世界的パティシエのもと、スイーツの企画開発やブランドのマネジメントを経験し、2019年に株式会社スイーツスタンダードを設立。温かく周りを包み込むような穏やかな笑顔がとても素敵な方です。
今回の企画を通して素材や産地の魅力を発信したいという想いから当社のクリスマスケーキの開発をしてくださいました。その言葉通り、小澤さんのお話からは終始、素材や産地への想いが溢れていました。

スイーツスタンダードさんとカップケーキ

スイーツスタンダードさんでカップケーキを販売するのは、産地の素材の商品を広く流通させたいという小澤さんの想いから。「知る人ぞ知る」「希少」などなかなか手に入らないような素材も広く多くの人に知ってもらうことに繋げたいという小澤さんのこだわりがあります。
また、ケーキ作りの工程は非常に複雑でパティシエさんの仕事はハードワークになりがちな一方、低賃金で離職率が高いという側面も。カップケーキは複雑な工程を省き一気通貫で作れることから、労働面・価格面でも適正さを保てるそう。パティシエさんの雇用・労働環境の改善に繋げたいという想いもあります。「生産者・パティシエの両方を両立させたい」と語る小澤さんの温かくそして強い気持ちが商品作りに表れています。

 

素材にとことんこだわる「産地を味わうカップケーキアソート」

今回ベイシアオリジナルとして6種類のカップケーキがラインナップ。それぞれのケーキに厳選した素材を使用しています。こだわりは「素材が1番生きるかたちがいいなと思っていて、そこだけ。いかにシンプルにするか。」と小澤さんは語ります。シンプルにすることでその素材の味や風味が引き立ってくるそう。1番おいしい状態のものをケーキとして開発し、その素材を生み出す生産者さんたちの努力や取り組みに目を向けて欲しい、という小澤さんの強い想いがあります。

■信州小布施栗(産地・長野県小布施町)
小布施町は、土壌の水はけの良さや日照時間の長さから栗の育成に適しており、昔から栽培が盛んな地域です。栗の剪定技術も高く、上手に剪定を行うことで全ての葉に日が当たり、糖度が高く大きな栗が育ちます。剪定技術を広める生産者さんたちの努力もあり本当においしい栗が採れるので、皆さんに知ってもらいたいと話します。

■高知しまんと栗(産地・高知県四万十市)
かつては栗の一大産地でしたが、生産者の高齢化とともに栗の生産量が減少した地域。その地元企業「四万十ドラマ」さんを中心に、栗の生産者を増やしてより多くの栗栽培に取り組んでいます。剪定技術を強化したことで、糖度もぐっと上がり他の地域にはないくらい大粒の栗が育つようになったそう。生産者さんが頑張っていて勢いのある地域だと語ってくださいました。

■気仙沼苺(産地・宮城県気仙沼市階上地区)
元々は苺栽培の盛んな地域でしたが、震災で被害を受け、生産者さんたちの頑張りで10年かけて復活を遂げています。完熟した状態で収穫しているため、苺の濃い風味や甘さを楽しめるのもこの階上地区の完熟苺ならでは。今回は規格外品を使用し、完熟苺の風味をコンポートにして閉じ込めています。頑張っている地域の生産者さんたちの想いが詰まった苺です。

■富士ほうじ茶・凛茶(産地・静岡県富士市)
お茶栽培が盛んな富士市でほうじ茶栽培に注力しようと「ほうじ茶宣言」をし、オリジナルのほうじ茶として「凛茶」が誕生しました。全体のわずか2%の部分を使ってできたお茶でほうじ茶と思えないくらい上品な香りが特徴。まだまだ走り出したところで知名度は低いそうですが「若手生産者さんなど頑張っている人たちがいること、そして凛茶をもっと多くの人に知ってもらたい」と語ります。

■京都南山城村抹茶(産地・京都府南山城村)
土壌や気候がお茶栽培に適し、お茶が生活に根付いている地域。今回の抹茶は春の新芽のみを使用した茶葉のため、色がとても鮮やかで雑味がなく、まろやかな風味や香りの高さが味わえます。村としてお茶をより盛り上げ、魅力をさらに深めようと頑張って取り組んでいる抹茶です。「抹茶本来のおいしさを味わってほしい」と1番良い状態で楽しめるレアチーズケーキを開発しました。

「素材の良さを十分に生かしたスイーツになっていますのでぜひご賞味ください。」と話す小澤さん。小澤さんこだわりの素材、そして産地で頑張る生産者さんたちへの想いがたっぷり詰まっています。
素材を生かすとともに紙素材を使用したり環境に負荷をかけない取り組みをされています。まさに、「お客様にも生産者さんにも地球にも優しい」カップケーキ。そして「味も優しい」と語ります。優しい味わいの中にも素材の味が生きているのが好きな小澤さん。小澤さんの優しさもたっぷり詰まっています。

◆スイーツスタンダード ベイシアオリジナル 産地を味わうカップケーキアソート

価格:3,980円(税込4,298円)
購入方法:各店舗店頭もしくはベイシアアプリにて
ご予約のうえご購入となります。
※数量限定につき予定数量に達し次第、受付終了となります。
ベイシアHP:https://www.beisia.co.jp/?p=111820

 

地域を良く知る

どの素材や産地に対してもその地域で実際に生活しているかのように細やかに精通している小澤さん。商品開発をする上で「その地域を良く知ること」を大事にしているそう。生産者さんや地域の方々とお話をし、その地域がどんなところでどんな想いがあってそれを栽培し、さらに文化や背景まで理解したうえで素材を使っています。小澤さんの産地への想いの強さにとても感服しました。
そして小澤さんは自身のスイーツづくりについて「おいしいが絶対。最低条件」と語ります。価格を合わせるために材料を調整するなどの妥協はしない。「おいしいものしか作りたくないというのがあるので、そこだけは負けたくない」と話す小澤さん。プロとしての誇りと格好良さを感じました。

「知識や経験を還元したい」熱い想い

「パティシエとして得た知識や経験を活かして多くの人に還元できるような取り組みがしたい」という想いで歩み続けてきた小澤さん。修行に打ち込み、世界的パティシエのもとでは企画開発やマネジメントも経験。その経験を全国の生産者や生産地域のメーカーに提供し地域活性化に繋げたい、と会社を設立し、現在も小澤さんの知識や経験を還元している真っ最中です。まさに「初志貫徹」の想いの強さです。
これからは、ケーキ屋がない、パティシエのいない地域でおいしいケーキを売りたいと考えている小澤さん。地域の素材をしっかりと入れたオリジナルスイーツを買えるようにし、その地域の方に加え地域外からもお客様が買いに来ることで地域活性化に繋げたいと考えています。まだまだ小澤さんの想いの詰まった「還元」は続きます。これからもたくさんのスイーツとともに素材や地域の魅力が多くの方のもとに届くことを楽しみにしています!

 

◆スイーツスタンダード

日本各地の個性豊かな食材、生産者の想いをスイーツに乗せて、一人でも多くの人に届けることを目指しているスイーツブランド。素材の良さを見極め、余計なものを加えずにおいしさを最大化するスイーツづくりが得意です。

所在地 : 〒145-0067 東京都大田区雪谷大塚町19-6
TEL : 03(6425)8221(代表) FAX : 03(6425)8221
HP : https://www.sweets-standard.com/