こだわりの生産者pick up!
~生のまま食べられる!みずみずしくて新鮮なサラダなす農家さん~
株式会社ベイシアのNews Letter「こだわりの生産者pick up!」では、生産方法や商品開発に関する取組み、そしてこれからの夢など、生産者の方々にその商品に込めた想いや具体的なこだわりポイントについてうかがいます。
サラダなすを追求する若手農家
今回、お話を伺ったのは、群馬県太田市でみずみずしさが特徴のサラダなすを栽培・出荷している「株式会社Vege greenタケウチ」の武内光敏さん。実家の農家を継いで様々な品種のなすを栽培されています。
ベイシアと出会い、当初は少量の栽培でしたが、今では、7倍の生産量となり、現在はベイシア各店にサラダなすを納入していただいています。日々、おいしいなすの生産に努力を惜しまない姿にベイシア取材陣一同感動いたしました!
全国3位の群馬県をけん引
群馬県のなす栽培は豊かな日照時間を活かし春夏の露地栽培に加え、ハウス栽培も盛ん。なすの生産量は高知県、熊本県に次ぐ全国3位(2019年)。武内さんの農園はそんな群馬県の畑が広がる地域の一角にあります。サラダなすのハウスの大きさは7rとかなり広い!取材に訪れた4月後半、鮮やかな紫色のなすが実をつけていました。
サラダなす栽培は『優しさ』が重要です
通常のなすよりも皮が柔らかくて傷がつきやすいサラダなす。日ごろの手入れから、梱包・出荷まで、一貫して丁寧に扱わなければならず、細心の注意を払っています。
「見た目」にも非常にこだわりを持つ武内さん。なすに対してはもちろん、女性が多く働く職場なので、ハウス内を清潔に保ち、整理整頓もしっかり行って、作業がしやすく働きやすい環境づくりにも腐心をしているそう。武内さんの優しさが伝わります。
年間を通した出荷への挑戦
土の上にチューブを通して、水や養分をなすに与えています。太陽光の量によって自動で調整をしながら注水する仕組みで、なすにとって最も適した量とタイミングで水や養分を吸収させることができるため、日照時間や天候に左右されず、いつでもとてもおいしいなすが育ちます。
様々な方法を試行錯誤し、年間を通してナスを出荷できる体制を目指します。
おすすめの食べ方
水分量が多くとてもみずみずしいサラダなす。あくが少ないので生で食べることができます。普段食べているなすと食べ比べると味の違いがわかるそう。武内さんおすすめの食べ方はコチラ。
●生のまま
ドレッシングをかけるだけでおいしく食べられます。
●浅漬け
なすを切って浅漬けの素に10秒くらい浸すだけでしっかり味がつきます。
●焼きなす&天ぷら
水分が多いので中がトロトロになり、とろける食感が楽しめます!
仕事の醍醐味とこれからの夢
「こだわりを持って育てたなすを食べておいしい!と感想をいただいたり、店頭にならべた商品がすぐに売れてなくなると大きなやりがいを感じます」と話す武内さん。
今後は「独自の栽培方法を群馬県内に広め、全国の皆さんに一年を通して群馬のなすを食べていただけるように励んでいきたい」と夢を語ってくださいました。これからもおいしいなすをたくさんのお客様に届けてください!