環境保護は社会全体での取り組みが求められる大きな課題です。ベイシアは企業の社会的責任として、レジ袋削減や省エネ、循環型社会の実現など、環境保護活動に積極的に取り組んでいます。
環境保護活動を積極的に推進しています
企業の事業活動において、環境保護とその対策は欠かせないものです。ベイシアは省エネ型社会の実現に貢献すべく、様々な環境保護活動に積極的に取り組んでいます。
CO2排出削減に向けたレジ袋削減、食品トレーなどのリサイクル、店舗設備の省エネ化、物流効率化によるCO2排出量の削減……。これらの環境保護活動をさらに進めていきます。
レジ袋削減
低炭素社会に向けて使用枚数の削減を図ります
ベイシアはお客様と取り組むエコ活動として、レジ袋削減のご協力を呼びかけています。持ち帰り専用カゴの「エコショッピング」導入や、新店での無料配布などを実施し、レジ袋削減に努めています。
便利に環境を守るエコショッピング
ベイシアは、一部のベイシアマートを除くほぼすべての食品取扱店舗で、お客様が毎日のお買い物にご利用いただける「エコショッピング」という”持ち帰り専用カゴ”を導入。2007年のスタート以来、多くのお客様にご利用いただいております。
ベイシアは、さらなるゴミ減量化、CO2削減、石油資源の節減を推進。レジ袋の辞退率80%を目指して、これからもお客様の利便性とエコを両立できる環境保護対策の実現に取り組んでいきます。
リサイクル
地球にやさしい循環型社会の実現を目指して
ベイシアがお客様と取り組むエコ活動として、レジ袋削減とともに推進しているのがリサイクル活動です。全店へのリサイクルボックス設置や惣菜フードパックのエコ化によって、排出ゴミの削減に取り組んでいます。
全店にリサイクルボックスを設置
ベイシアは1997年から全店舗の店頭に、牛乳パック、ペットボトル、食品トレーのリサイクルボックスを設置。お客様にご協力を呼びかけ、資源リサイクルを進めています。
また、店舗における廃材、廃棄物なども可能な限りの再資源化を計画。納品時の段ボール等は回収・再資源化しています。
ベイシアと群馬県は、県有林整備パートナー事業実施協定を2017年7月26日に締結。10月20日(金)に同協定寄付金受納式にて300万円を寄付しました。
2017年よりペットボトルのキャップなどをリサイクルして得たお金を、森林整備活動の費用として群馬県に寄付しています。
川場県有林(群馬県沼田市)の第1号パートナー企業として、1ヘクタールの「ベイシアの森」を設定し、協働で森林整備を行います。
2018年6月16日に、ベイシアの森に新社員127名でオオヤマザクラを20本植樹しました。
惣菜フードパックのエコ化
ベイシアでは、コロッケなどの惣菜を入れていただく容器として、袋型のハーフクリアパックを用意しています。
この袋型のハーフクリアパックは、500枚重ねたときの高さがプラスチック容器に比べて約1/10とコンパクト。大量にまとめて輸送できるので、物流領域でのCO2排出量削減に貢献しています。また、ゴミとして燃やしたとき、1枚あたりのCO2排出量をプラスチック容器の約70%に削減できます。
※ CO2排出量は理論値(計算値)で、実測値ではありません。
店舗の施設・設備
環境に配慮した店舗・施設づくり
ベイシアの店舗は、建築基準法や省エネ法が定める省エネ基準に準拠し、空調機器なども「トップランナー方式※」に準じた機器選定を行っています。また、新店は夜間電力を空調に活用する「蓄熱ヒートポンプシステム」を採用し、省エネ・省電力に貢献しています。
ベイシアでは蓄熱ヒートポンプシステムを導入し、その普及への貢献が認められ、財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターより感謝状をいただきました。また、ムダな照明の廃止やLEDライトの採用、冷ケースの熱効率向上など、店舗施設・設備の省エネ・省電力に取り組んでいます。
※ トップランナー方式は、より効率的な省エネ機器を普及させることを目的に、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)に導入されたプログラム。機器の省エネ目標を最高レベルにという考え方のもと、エアコンや冷蔵庫など、省エネ法が定める13の特定機器に対して省エネ基準を示しています。
ベイシア店舗のエコ対策
- 軒天井、トイレ、一時ストック・トラックヤードもLED照明に変更しました。
- トイレ照明に人感センサーを取り付け、人がいるときだけ照度を100%にします。
- 店舗外部の照明は、お客様のご迷惑にならない場所は消灯するようにしています。
物流のエコ
低炭素社会を目指して物流領域でも環境対策
物流領域でもベイシアは、CO2排出量削減や消費燃料削減、そしてゴミの削減に努めています。
物流効率と使用資材の見直し
環境対策として物流では、輸送車両の削減やアイドリングストップの徹底などで、CO2排出量の削減、消費燃料の削減に努めています。また、商品の運搬にカートやリターナブルコンテナ※を使うことで、廃棄ダンボールなどの大幅な削減につなげています。
※ 折りたたみ式プラスチックケースなど、物流時に繰り返して何度も使用できる物流専用ケース。
輸送車両の削減策として、以下の取り組みなどを行っています。
- ルートの見直しによる物流効率化の追求
- カート配送による荷積み降ろし作業の軽減 → 作業時間短縮による車両回転の向上
- メーカー直物流により、メーカーから店舗までのトータル搬送回数を削減
- 物流センターへの納入トラックをベイシアの輸送トラックとしてチャーター