チェーンストアの発展において、地域社会との密接なつながりは不可欠です。ベイシアは出店するエリアとのつながりを深めるべく、様々な活動や施策を通じて、地域社会の発展に貢献できるよう努めています。
ベイシアは地域とともに発展します
流通業は、その企業体の大小にかかわらず、店舗が出店する地域で支持されなければ成長・発展することはできません。ベイシアは地域社会とともに発展していくことを願い、様々な形で地域貢献活動を展開しています。
青少年の育成やスポーツ事業による地域活性化、文化活動の発展、災害時の支援活動、さらに雇用機会の創出まで、「地域とともに発展するベイシア」を一つの理念として地域貢献活動に取り組んでいます。
ベイシア21世紀財団
未来を担う子どもたちのために
公益財団法人ベイシア21世紀財団は、ベイシアグループ売上5,000億円達成を機に、社会貢献活動の一環として設立されました。未来を担う子どもたちに能力を育む機会を提供し、地域社会の発展に寄与することを目的としています。
具体的には、次の1~3の活動を支援するために助成事業を行っています。
- 全国・県レベルで優秀な成績を修めた学校クラブ活動
- 特色ある教育活動の実践校
- 教育文化の振興を目的に有意義な文化活動を行っている団体
2002年の発足以来、1,500件(2022年現在)を超えるの助成事業を実施、助成を受けた学校・団体から「地域の発展を後押しする価値ある事業」と喜ばれています。
発足当初は群馬県での事業展開でしたが、2007年からはその活動が評価されて主務官庁が文部科学省となり、全国で事業展開できる体制が整いました。現在は、群馬県に次いで長野県と埼玉県でも助成事業をスタート。多くの未来ある子どもたちへの教育に貢献していきます。
災害時支援協定・地域活性化包括連携協定
行政と連携して災害時支援と地域活性を
近年、地震や水害など自然災害への備えが大きな関心事になっています。ベイシアは地域の安全を守るために、出店地域の自治体と順次、「災害時支援協定」を締結。災害発生時には、自治体の要請に応じて優先的に物資提供を行っています。
また、ベイシアは群馬県と「地域活性化包括連携協定」を締結。県産品の販売促進や観光振興など11分野で相互連携し、県の地域活性化と県民サービス向上を目指します。今後は、他の自治体とも地域活性に関する相互連携を強化していきます。
ザスパ群馬スポンサード
スポーツを通じて地域の活性化を
ベイシアは、スポーツ振興を通じての地域活性化にも取り組んでいます。2004年12月より、ザスパ草津(当時の名称)のJFLリーグからJ2への昇格を支援し、現在はザスパ群馬とオフィシャルユニフォームパートナー契約を締結。メインスポンサーとして、夢のJ1昇格を目指しています。
Jリーグには「百年構想」があり、その中で「地域に根ざしたスポーツクラブ」を核としたスポーツ文化の振興という理念があります。ベイシアが目指すところもまさに同じ理念であり、ザスパ群馬のJ1昇格を地元群馬の皆様とともに果たしたいと考えています。
ザスパ群馬の選手・スタッフと県民・サポーターの皆様の接点を増やすため、ベイシアではシーズン直前の決起集会、スペシャルマッチなどのイベントを実施。様々な側面からザスパ群馬の活動を後押しすることで、地域の活性化に取り組んでいます。
ベイシア文化ホール
地域の皆様が文化芸術に触れる機会を創出
ベイシアは、グループ創業50周年記念事業として、群馬県民会館のネーミングライツを取得しました。2009年4月より「ベイシア文化ホール」の愛称で、県民の皆様に親しまれています。
このネーミングライツ取得を機にベイシアは、ベイシア文化ホールでお客様招待の各種イベントを実施しています。コンサート、ミュージカル、シネマ上映会、講演会……。より多くのイベントを通じて、群馬県の皆様が文化芸術に触れる機会創出に努めています。
スポーツ振興
スポーツを通じて地域と家族を活性化
ベイシアファミリーウォークラリーは、家族またはグループで、地図やヒントを頼りに20以上のチェックポイントを探し当てるゲームです。家族で自然を満喫できるイベントとしてご好評をいただいています。
すでに実施回数は25回を超えており、毎年2,000人前後の参加者が集います。健康ブームなどの好影響もあり、年々参加者が増えているイベントです。
バリアフリー
すべての方にお買い物を楽しんでいただくために
ベイシアは、段差の解消など店舗のバリアフリー化はチェーンストアの義務であると考え、あらゆるお客様にお買い物を楽しんでいただける体制を整えています。
店舗は、一部店舗を除いてすべてがワンフロアになっており、段差を一切なくしたバリアフリー構造になっています。障害者用の駐車スペースや多目的トイレなども完備、車イスや車イス専用の買い物カートなども用意。2008年から多目的トイレのオストメイト対応にも取り組んでいます。
雇用機会の創出
出店地域での雇用で地域活性化に貢献
ベイシアは正社員の雇用に積極的に取り組むだけでなく、新規店舗出店の際には、店舗規模により100~200名のパート社員・アルバイト社員を採用しています。原則として出店地域で生活する方を対象に行っており、雇用の面からも地域活性化に貢献。障害者雇用においても法定雇用率に準じた採用活動を行い、より多くの人に雇用機会を提供しています。
また、意欲あるパート社員に活躍の場を提供する「マスター社員制度」を設けています。業務遂行能力や人事考課、勤続年数などの基準をクリアし、面接試験に合格するとマスター社員へと昇格。より責任ある仕事についていただき、報酬もアップ。将来的にはマスターマネジャー、マスター店長、そして正社員登用への道も開かれています。
意欲的で能力を備える人材には、職位・階級に関係なく、公正・公平な評価基準のもと、ステップアップの道を開いています。