STAFF

ふとした瞬間に課題が見つかり
取り組むことで成長してきた

M.T

営業企画部
マーケティングリサーチグループ
マネジャー
2005年 新卒入社

入社から現在までの経歴を教えてください。

3年目で本部に異動し
次々と新たな業務に挑戦

最初は店舗のグロサリー部門で、お酒や調味料、お菓子などの担当になりました。
そして入社3年目で本部に異動になって以来、さまざまな部署を経験させてもらっています。
最初に配属されたのが作業改善部という短期プロジェクトのチーム。当時は多くの店舗で残業が常態化していたため、作業を細部まで見直しながら、どこにムダがあるのか、優先順位の高い作業は何なのかなど、ひとつ一つ検証を行って作業の効率化を図るための改善案を策定しました。
その後は、財務部で経理業務や資金繰りなどに携わり、経営企画部では出店調査に関わる部署を経験しました。
現在は、営業企画部で競合他社を含めたマーケットのリサーチ業務を行っています。
スーパーマーケットの売場からはあまり見えない裏方的な役割が多いのですが、入社するまでは、こんなにいろいろな仕事に携われるとは想像していませんでした。
経営に近いところでの仕事も経験し、異動のたびに新たな知識を身につけながら業務に励んでいます。

印象に残っている
出来事について
教えてください。

税法の改正に対応し
会社の資産の保全に貢献

どの部署の仕事でも、いつも新たな課題や経験したことのない業務に取り組んでいるため印象に残っている出来事はたくさんあります。
例えば店舗時代には、お酒の売上を伸ばすためにウィスキーの売場を工夫して陳列コンテストで入賞したことがありました。
また財務部にいたときには、消費税に関する法令の改正に対応して会社の資産の保全に貢献することができました。このときは周囲の先輩や上司も経験のないことだったので、学生時代でもなかったくらいに繰り返し条文を読み込んで勉強したことを覚えています。
店舗の売上とは関係のない部分で会社の資産に影響を及ぼす事態だったので、「マイナスを出すことは何としても避けなければ」という使命感に背中を押されて、行動していたように思います。

現在の部署では
どのような業務に
取り組んでいますか?

さまざまなデータを分析し
商品展開にフィードバック

マーケティングリサーチグループでは、国勢調査によるデータや調査会社によるレポートを収集して自社データと合わせて分析を行い、関係部署へ情報提供したり商品の売れ行きの検証を行ったりしています。
単純に商品が売れたかどうかではなく、市場の動向に照らし合わせたうえでその商品をどう育てていかなければならないのかということを分析して、フィードバックできるような情報に落とし込みます。
緑茶を例にあげると「国内ではお茶の作付け面積が減っていて生産量も減少しているが、海外ではセレブの間で流行しているため輸出量が増えている」という背景を踏まえ、ベイシアの緑茶関連商品をどう展開していくかにつなげていきます。
すべてのデータがベイシアのお客様のニーズをとらえたものとは限りませんが、ありとあらゆる情報を収集して提供していく中で「あ、それいいね」とアンテナに引っかかるものを、次の行動につなげていくことが大切なのだと考えています。

今後、取り組みたいことや
目標などを教えてください。

難しい課題も諦めず
とりあえずやってみる

最近は蓄積したデータを活用して新たな戦略やサービスを生み出す時代になっており、当社でも今後の展開に活かしていかなければと感じています。
そのためには「膨大なデータをどうやって保存しておいたらよいのか」「会社の利益を高めるためにはどのデータを分析していくべきなのか」「それを決定するための要素は何なのか」といったさまざまな課題があり、また新たな知識を身につけて対処していかなければなりません。
このように、ふとした瞬間にいろいろな課題が見つかりそれに向けて取り組むことで、経験とスキルを身につけてきました。
ときに大きな壁にはばまれたように感じることもありますが、ムリと決めつけて諦めるのではなく「とりあえずやってみよう」という気持ちでひとつ一つクリアしてきました。
これからも将来を見据えた課題に向き合いながら、会社の成長に貢献すると同時に自分自身の成長にもつなげていきたいと思っています。